106回助産師国家試験【午前問題30】

問題30
日齢2の新生児。授乳後に排気とともに非胆汁性の嘔吐がみられた。バイタルサインは、体温 37.4 ℃、呼吸数 50/分、心拍数 150/分。オムツ交換をするとタール便を排泄しており、Apt〈アプト〉試験を行うとすぐに暗褐色に変化した。この所見から考えられる状態はどれか。

1.壊死性腸炎
2.仮性メレナ
3.小腸閉鎖症
4.乳糖不耐症
5.新生児ビタミンK欠乏性出血症

解答(クリック)
正答:2
解説:新生児の状態を評価するには、様々な症状やバイタルサインを考慮する必要があります。与えられた情報に基づいて考えられる状態は仮性メレナです。

仮性メレナは、新生児が生後数日から1週間の間に経験する一過性の現象であり、主に母親の胎児期の胎便の残留物が腸管内で排泄されることによって起こります。以下の所見が仮性メレナを示唆しています。

・授乳後の非胆汁性の嘔吐:胆汁がないことは、胆道系に異常がないことを示唆します。
・オムツ交換後のタール便:新生児の最初の便はメコニウムと呼ばれ、黒っぽくて粘着性があります。
・Apt試験の結果が暗褐色に変化した:Apt試験はメコニウムを検出するための試験であり、暗褐色の変化はメコニウムが存在することを示します。
・バイタルサインには、通常の範囲内の変化がありますが、特に異常が見られるわけではありません。
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