第36回介護福祉士国家試験【問題105】

<領域:介護>生活支援技術

問題105
以下の図のうち,握力の低下がある利用者が使用する杖(つえ)として,最も適切なものを1つ選びなさい。

36回介護福祉士国家試験問題100

解答(クリック)
正答:3
解説:握力の低下がある利用者に適した杖の選択について、いくつかの選択肢があります。以下にそれぞれの杖の特徴と適応を説明します。解答1:T字型杖 (逆T字型杖)
・握り手がT字型または逆L字型で、一般的に普及している一本杖です。
・荷重を補える能力は限られており、体重の約20%を免荷できます。
・下肢の機能が比較的安定している高齢者やバランス機能が低下している人に適しています。
・付属品として「転ばぬ杖」を使用することで転倒防止が可能です。

解答2:多点杖 (三点杖、四点杖)
・杖先が三脚または四脚になっている杖です。
・体重の約80%を免荷でき、下肢の痛みや筋力低下などで身体の支えを必要とする場合に適しています。
・四点杖のほうが安定性が高く、幅広の杖先を選ぶとより身体の支えが得られます。

解答3:ロフストランド杖 (ロフストランドクラッチ)
・前腕部支持型杖で、カフに手を通して前腕部でも支えられる構造です。
・手指の変形が強い場合や握力が低下している人に適しています。

解答4:松葉杖
・脇当て(腋窩受け)があり、体幹を密着させることで安定させることができます。
・体重の約80%を免荷でき、骨折などで下肢の免荷期間を要する際によく用いられます。
・片足切断や両下肢の強い麻痺でも使用されています。

以上の選択肢から、握力の低下がある利用者には解答3の【ロフストランド杖】が適切であると言えます。
・過去問&解説集はこちら(試験対策用)
・本年度の介護福祉士試験の解答速報予約開始!
・介護職の高収入転職♪新着求人を受け取る




問い合わせ/転職相談(簡単登録15秒)

    ■入職希望時期必須

    ■雇用形態必須

    常勤非常勤どちらでもよい

    ■お住いエリア必須

    ■氏名必須

    ■ふりがな必須

    ■お電話番号必須

    ■メールアドレス必須

    ■保有資格必須

    正看護師准看護師保健師助産師ケアマネ介護福祉士初任者研修(ヘルパー2級)実務者研修(ヘルパー1級)社会福祉士社会福祉主事任用保育士理学療法士(PT)作業療法士(OT)言語聴覚士(ST)動物看護師その他無資格

    ■質問・希望条件等任意


    ※お預かりした情報は個人情報保護法に基づき徹底管理しています