第36回介護福祉士国家試験【問題104】

<領域:介護>生活支援技術

問題104
福祉用具を活用するときの基本的な考え方として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1.福祉用具が活用できれば,住宅改修は検討しない。
2.複数の福祉用具を使用するときは,状況に合わせた組合せを考える。
3.福祉用具の選択に迷うときは,社会福祉士に選択を依頼する。
4.家族介護者の負担軽減を最優先して選ぶ。
5.福祉用具の利用状況のモニタリング(monitoring)は不要である。

解答(クリック)
正答:2
解説:福祉用具の活用に関する基本的な考え方を問う問題です。福祉用具を適切に活用することで、利用者の自立支援や介護者の負担軽減を図ることができます。各解説は以下になります。

解答1:福祉用具が活用できれば,住宅改修は検討しない。
福祉用具が活用できる場合でも、住宅改修が必要な場合があります。利用者の安全性や快適性を確保するために、両方の選択肢を検討することが重要です。

解答2:複数の福祉用具を使用するときは,状況に合わせた組合せを考える。
これが最も適切な選択肢です。利用者の状況や環境に応じて、最適な福祉用具の組み合わせを考えることが重要です。個々の状況に適した組み合わせを選ぶことで、利用者の自立支援や介護者の負担軽減が効果的に図られます。

解答3:福祉用具の選択に迷うときは,社会福祉士に選択を依頼する。
福祉用具の選定は、理学療法士や作業療法士、福祉用具専門相談員などの専門家と相談することが適切です。社会福祉士も相談相手として有用ですが、専門性に応じた役割分担が重要です。

解答4:家族介護者の負担軽減を最優先して選ぶ。
家族介護者の負担軽減も重要ですが、利用者本人のニーズや安全性、自立支援を最優先に考えるべきです。利用者のQOL(生活の質)を向上させるために、バランスの取れた選択が求められます。

解答5:福祉用具の利用状況のモニタリング(monitoring)は不要である。
福祉用具の利用状況のモニタリングは重要です。定期的に状況を確認し、必要に応じて調整や変更を行うことで、利用者の安全性や快適性を維持することができます。

以上の理由から、最も優先度の高い情報は解答2と言えます。
・過去問&解説集はこちら(試験対策用)
・本年度の介護福祉士試験の解答速報予約開始!
・介護職の高収入転職♪新着求人を受け取る




問い合わせ/転職相談(簡単登録15秒)

    ■入職希望時期必須

    ■雇用形態必須

    常勤非常勤どちらでもよい

    ■お住いエリア必須

    ■氏名必須

    ■ふりがな必須

    ■お電話番号必須

    ■メールアドレス必須

    ■保有資格必須

    正看護師准看護師保健師助産師ケアマネ介護福祉士初任者研修(ヘルパー2級)実務者研修(ヘルパー1級)社会福祉士社会福祉主事任用保育士理学療法士(PT)作業療法士(OT)言語聴覚士(ST)動物看護師その他無資格

    ■質問・希望条件等任意


    ※お預かりした情報は個人情報保護法に基づき徹底管理しています