第36回介護福祉士国家試験【問題103】

<領域:介護>生活支援技術

問題103
デスカンファレンス(death conference)の目的に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。

1.一般的な死の受容過程を学習する。
2.終末期を迎えている利用者の介護について検討する。
3.利用者の家族に対して,死が近づいたときの身体の変化を説明する。
4.亡くなった利用者の事例を振り返り,今後の介護に活用する。
5.終末期の介護に必要な死生観を統一する。

解答(クリック)
正答:4
解説:デスカンファレンス(death conference)の目的に関する問題です。デスカンファレンスは、医療や介護の現場で、亡くなった利用者のケアを振り返り、チーム全体で学びを共有し、今後のケアに活かすことを目的としています。各解説は以下になります。

解答1:一般的な死の受容過程を学習する。
デスカンファレンスの目的ではありません。これは一般的な研修や教育の内容です。

解答2:終末期を迎えている利用者の介護について検討する。
これは終末期カンファレンスの目的であり、デスカンファレンスの目的ではありません。

解答3:利用者の家族に対して,死が近づいたときの身体の変化を説明する。
これは個別の家族支援や教育の一環であり、デスカンファレンスの目的とは異なります。

解答4:亡くなった利用者の事例を振り返り,今後の介護に活用する。
これがデスカンファレンスの主要な目的です。ケアチーム全体で亡くなった利用者のケアを振り返り、何がうまくいったか、何が改善できるかを話し合い、今後のケアに活かすことが目指されます。

解答5:終末期の介護に必要な死生観を統一する。
これはカンファレンスの目的の一部かもしれませんが、デスカンファレンスの主要な目的とは異なります。死生観の統一は個別の価値観や文化に依存するため、必ずしも全員で統一する必要はありません。

以上の理由から、最も優先度の高い情報は解答4と言えます。
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