
<領域:介護>介護の基本
問題67
個別性や多様性を踏まえた介護に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。
1.その人らしさは,障害特性から判断する。
2.生活習慣は,生活してきた環境から理解する。
3.生活歴は,成人期以降の情報から収集する。
4.生活様式は,同居する家族と同一にする。
5.衣服は,施設の方針によって統一する。
解答(クリック)
正答:2
解説:各解説は以下になります。
解説:各解説は以下になります。
解答1:その人らしさは,障害特性から判断する。
誤りです。その人らしさは障害特性だけでなく、個々の生活歴や価値観、趣味、性格など様々な要素から判断されます。障害特性だけで判断するのは不適切です。
解答2:生活習慣は,生活してきた環境から理解する。
正しいです。生活習慣は、育った家庭環境や地域、文化、経歴など、生活してきた環境から形成されます。介護においても、これらの背景を理解することが重要です。
解答3:生活歴は,成人期以降の情報から収集する。
誤りです。生活歴は幼少期から老年期までの情報を収集することが重要です。全体の生活の流れや背景を理解することで、より適切な介護が提供できます。
解答4:生活様式は,同居する家族と同一にする。
誤りです。利用者の個別性や多様性を尊重するため、生活様式は同居する家族と同一にする必要はありません。利用者の希望や生活歴に基づいて支援することが重要です。
解答5:衣服は,施設の方針によって統一する。
誤りです。衣服の選択は利用者の個別性や嗜好を尊重するべきです。施設の方針で統一するのではなく、利用者の希望を考慮して選ぶことが望ましいです。
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