第36回介護福祉士国家試験【問題66】

<領域:介護>介護の基本

問題66
施設利用者の個人情報の保護に関する次の記述のうち,最も適切なものを 1つ選びなさい。

1.職員がすべての個人情報を自由に閲覧できるように,パスワードを共有する。
2.個人情報を記載した書類は,そのまま新聞紙と一緒に捨てる。
3.個人情報保護に関する研修会を定期的に開催し,意識の向上を図る。
4.職員への守秘義務の提示は,採用時ではなく退職時に書面で行う。
5.利用者の音声情報は,同意を得ずに使用できる。

解答(クリック)
正答:3
解説:各解説は以下になります。

解答1:職員がすべての個人情報を自由に閲覧できるように,パスワードを共有する。
誤りです。パスワードの共有はセキュリティリスクを高めるため、個人情報保護の観点から適切ではありません。個人情報へのアクセスは必要最小限の職員に限定されるべきです。

解答2:個人情報を記載した書類は,そのまま新聞紙と一緒に捨てる。
誤りです。個人情報が記載された書類は、適切にシュレッダーをかけるなどして廃棄する必要があります。情報漏洩の防止策が重要です。

解答3:個人情報保護に関する研修会を定期的に開催し,意識の向上を図る。
正しいです。個人情報保護の重要性を理解し、遵守するためには、定期的な研修会の開催が効果的です。これにより、職員の意識を高め、適切な対応を促すことができます。

解答4:職員への守秘義務の提示は,採用時ではなく退職時に書面で行う。
誤りです。守秘義務については採用時に明示するのが基本です。また、退職時にも再確認することが望ましいですが、初期段階での周知が重要です。

解答5:利用者の音声情報は,同意を得ずに使用できる。
誤りです。利用者の音声情報も個人情報に該当するため、使用する際には必ず同意を得る必要があります。同意なしに使用することはプライバシーの侵害にあたります。
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