
<領域:こころとからだのしくみ>障害の理解
問題58
家族の介護力をアセスメントするときの視点に関する記述として,最も適切なものを1つ選びなさい。
1.障害者個人のニーズを重視する。
2.家族のニーズを重視する。
3.家族構成員の主観の共通部分を重視する。
4.家族を構成する個人と家族全体の生活を見る。
5.支援者の視点や価値観を基準にする。
解答(クリック)
正答:4
解説:家族の介護力をアセスメントするときには、単に個々の要素を見ていくのではなく、全体的な視点で家族の状況を評価することが重要です。各解説は以下になります。
解説:家族の介護力をアセスメントするときには、単に個々の要素を見ていくのではなく、全体的な視点で家族の状況を評価することが重要です。各解説は以下になります。
解答1:障害者個人のニーズを重視する。
これは障害者個人のニーズを評価するもので、家族全体の介護力をアセスメントする際には不十分です。
解答2:家族のニーズを重視する。
家族のニーズも重要ですが、家族全体の介護力を評価するためには、個々のニーズだけでなく、全体としての機能や状況も考慮する必要があります。
解答3:家族構成員の主観の共通部分を重視する。
主観的な意見の共通部分も参考になりますが、これだけでは家族全体の介護力を十分に評価することはできません。
解答4:家族を構成する個人と家族全体の生活を見る。
これは家族の介護力を総合的に評価するために重要な視点です。家族を構成する個々のメンバーの状況や能力、そして家族全体のダイナミクスや生活全体を考慮することで、より正確なアセスメントが可能になります。
解答5:支援者の視点や価値観を基準にする。
支援者の視点や価値観は参考になるかもしれませんが、これを基準にすることは適切ではありません。アセスメントは支援者の主観に左右されるべきではなく、家族全体の状況やニーズに基づいて行われるべきです。
従って、正解は解答4と言えます。
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