第36回介護福祉士国家試験【問題51】

<領域:こころとからだのしくみ>障害の理解

問題52
次の記述のうち,障害を受容した心理的段階にみられる言動として,最も 適切なものを1つ選びなさい。

1.障害があるという自覚がない。
2.周囲に不満をぶつける。
3.自分が悪いと悲観する。
4.価値観が転換し始める。
5.できることに目を向けて行動する。

解答(クリック)
正答:5
解説:この問題は、障害を受容する過程における心理的段階を問うものです。一般的に、障害の受容は心理学的にいくつかの段階を経て進行するとされています。各解説は以下になります。

解答1:障害があるという自覚がない。
これは否認の段階です。障害の存在を認めたくないために、無意識にそれを否定している状態です。

解答2:周囲に不満をぶつける。
これは怒りの段階です。障害を認識しながらも、その不公平さや理不尽さに対して怒りを感じ、周囲にその感情をぶつけることが見られます。

解答3:自分が悪いと悲観する。
これは抑うつの段階です。障害を受け入れる過程で、自分自身を責めたり、絶望感を抱いたりすることがあります。

解答4:価値観が転換し始める。
これは受容の段階に近づいている状態です。障害を受け入れ、新しい価値観や生き方を模索し始めることが特徴です。

解答5:できることに目を向けて行動する。
これは完全に受容した段階です。障害を受け入れ、その中で自分ができることに焦点を当て、前向きに行動する状態です。

従って、解答5が正解と言えます。
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