第36回介護福祉士国家試験【問題42】

<領域:こころとからだのしくみ>認知症の理解

問題42
レビー小体型認知症(dementia with Lewy bodies)にみられる歩行障害として,最も適切なものを1つ選びなさい。

1.しばらく歩くと足に痛みを感じて,休みながら歩く。
2.最初の一歩が踏み出しにくく,小刻みに歩く。
3.動きがぎこちなく,酔っぱらったように歩く。
4.下肢は伸展し,つま先を引きずるように歩く。
5.歩くごとに骨盤が傾き,腰を左右に振って歩く。

解答(クリック)
正答:2
解説:レビー小体型認知症は、パーキンソン症候群を伴うことが多く、これが歩行障害に影響します。レビー小体型認知症の歩行障害の特徴としては、小刻みな歩行や一歩を踏み出すことの難しさが含まれます。各解説は以下になります。

解答1:しばらく歩くと足に痛みを感じて,休みながら歩く。
これは間欠性跛行の症状であり、脊柱管狭窄症などに見られます。

解答2:最初の一歩が踏み出しにくく,小刻みに歩く。
これはレビー小体型認知症やパーキンソン病に典型的な歩行障害の特徴です。特に「小刻み歩行」や「フリージング現象」(歩き始めが困難になる現象)が見られます。

解答3:動きがぎこちなく,酔っぱらったように歩く。
これは小脳性失調症に見られる歩行障害の特徴です。

解答4:下肢は伸展し,つま先を引きずるように歩く。
これは痙性対麻痺の特徴であり、脊髄病変に関連します。

解答5:歩くごとに骨盤が傾き,腰を左右に振って歩く。
これは動揺歩行であり、筋ジストロフィーや股関節疾患に見られる歩行障害です。
以上から、レビー小体型認知症にみられる歩行障害として最も適切なものは解答2と言えます。
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