113回看護師国試験【午後問題84】

問題84
Sjögren<シェーグレン症候群(Sjögren syndrome)>でリンパ球が浸潤して障害が起こるのはどれか。2つ選べ。

1. 胸腺
2. 涙腺
3. 甲状腺
4. 唾液腺
5. 副甲状腺

解答(クリック)
正答:2、4
解説:シェーグレン症候群は、自己免疫疾患の一つで、涙腺や唾液腺などの外分泌腺にリンパ球が浸潤し、炎症が起こる病気です。ちなみに解答1(胸腺):胸腺は、リンパ球の成熟に関与する臓器ですが、シェーグレン症候群ではリンパ球浸潤は起こりません。解答3(甲状腺):甲状腺は、ホルモンを分泌する臓器ですが、シェーグレン症候群ではリンパ球浸潤は起こりません。解答5(副甲状腺):副甲状腺は、カルシウムの代謝に関与する臓器ですが、シェーグレン症候群ではリンパ球浸潤は起こりません。
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