
問題74
止血後の線維素溶解(線溶)に関係するのはどれか。
1. カルシウムイオン
2. フィブリノゲン
3. プラスミノゲン
4. プロトロンビン
5. セロトニン
解答(クリック)
正答:3
解説:止血後の線維素溶解(線溶)には、以下の過程が関係します。
解説:止血後の線維素溶解(線溶)には、以下の過程が関係します。
1,血管が損傷を受けると、血小板が凝集し、一次血栓を形成します。
2,血漿中のフィブリノゲンがトロンビンによってフィブリンに変換され、二次血栓を形成します。
3,血栓が形成されると、プラスミノゲンがプラスミンに変換されます。
4,プラスミンはフィブリンを分解し、線溶が起こります。
ちなみに解答1のカルシウムイオンは血液凝固に必要。解答2のフィブリノゲンは二次血栓を形成します。解答4のプロトロンビンはトロンビンに変換され、フィブリノゲンをフィブリンに変換されます。解答5のセロトニンは血管収縮に関与します。
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