問題66
Aさん(73歳、女性、 要介護1) は1人で暮らしている。室内の家具や手すりなどの、左右にあるものにうまくつかまりながら、バランスをとって移動している。Aさんは「腕の力も足の力も落ちてきた。 両手を使って体を支えるものがないと屋外の移動は不安だが、足の筋力が落ちないように近所の散歩を始めたい」と訪問看護師に相談があった。 Aさんの住居の廊下や玄関に段差はなく、住居周辺には坂や段差のない舗装された歩道がある。
福祉用具を図に示す。
訪問看護師がAさんに勧める福祉用具で適切なのはどれか。
解答(クリック)
正答：４
解説：Aさんは、室内では家具や手すりにつかまりながら移動できるものの、屋外では不安を感じているとのことです。また、足の筋力低下を懸念し、散歩を始めたいという希望もありますので４の車輪付きの歩行器が最適な解答となります。ちなみに解答１、室内での移動には役立ちますが、屋外での不安を解消するには不十分です。解答２、片足に重度の障害がある場合に使用されますのでAさんの状況には適していません。解答３、長距離移動には適していますが、Aさんは歩行能力を維持したいという希望もあります。車椅子は歩行能力の低下を早める可能性があるため、現時点では適切ではありません。
解説：Aさんは、室内では家具や手すりにつかまりながら移動できるものの、屋外では不安を感じているとのことです。また、足の筋力低下を懸念し、散歩を始めたいという希望もありますので４の車輪付きの歩行器が最適な解答となります。ちなみに解答１、室内での移動には役立ちますが、屋外での不安を解消するには不十分です。解答２、片足に重度の障害がある場合に使用されますのでAさんの状況には適していません。解答３、長距離移動には適していますが、Aさんは歩行能力を維持したいという希望もあります。車椅子は歩行能力の低下を早める可能性があるため、現時点では適切ではありません。
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