113回看護師国試験【午後問題49】

問題49
老人性難聴(presbyacusis)の特徴はどれか。

1. 両側性に生じる。
2. 混合性難聴である。
3. 低音域が障害される。
4. 外耳の障害によって起こる。

解答(クリック)
正答:1
解説:老人性難聴(presbyacusis)は、加齢に伴って発生する難聴の一種であり、主に内耳の変化によって引き起こされます。以下に老人性難聴の特徴を説明します。

・高音が聞き取りづらく、進行性に低下する: 高音部から聞き取りにくくなり、次第に聴力が低下します。
・両耳ほぼ同程度に進行する: 両耳の聴力がほぼ同じ程度に影響を受けます。
・純粋な音に比べて、話し声の区別がつきにくくなる: 人の話し声を理解する際に難しさを感じることがあります。
・男性のほうが低下しやすい: 男性は女性よりも老人性難聴になりやすい傾向があります。
したがって、正解は解答1の「両側性に生じる」です。
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