
問題55
出生体重3.020gの正期産児。 新生児期に最もチアノーゼを生じやすい先天性心疾患はどれか。
1. 動脈管開存症(patent ductus arteriosus)
2. 心室中隔欠損症(ventricular septal defect)
3. 心房中隔欠損症(atrial septal defect)
4. Fallot<ファロー>四徴症(tetralogy of Fallot)
解答(クリック)
正答:4
解説:新生児期に最もチアノーゼを生じやすい先天性心疾患は、Fallot四徴症です。Fallot四徴症は肺動脈狭窄
・心室中隔欠損・大動脈騎乗・右室肥大の心奇系がドジに存在する先天性心疾患です。これらの心奇形によって、肺への血流が減少し、チアノーゼが生じます。
解説:新生児期に最もチアノーゼを生じやすい先天性心疾患は、Fallot四徴症です。Fallot四徴症は肺動脈狭窄
・心室中隔欠損・大動脈騎乗・右室肥大の心奇系がドジに存在する先天性心疾患です。これらの心奇形によって、肺への血流が減少し、チアノーゼが生じます。
動脈管開存症:肺動脈への血流が増加し、チアノーゼは通常生じない。
心室中隔欠損症:左室から右室への血液の流入によって、チアノーゼは軽度の場合が多い。
心房中隔欠損症:左房から右房への血液の流入によって、チアノーゼは軽度の場合が多い。
ちなみに他の解答について↓
・動脈管開存症:肺動脈への血流が増加し、チアノーゼは通常生じない。
・心室中隔欠損症:左室から右室への血液の流入によって、チアノーゼは軽度の場合が多い。
・心房中隔欠損症:左房から右房への血液の流入によって、チアノーゼは軽度の場合が多い。
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