
問題86
片側性の末梢性顔面神経麻痺(peripheral facial palsy)の症状はどれか。 2つ選べ。
1. 眼瞼が下垂する。
2. 顔面の知覚が鈍い。
3. 口角が垂れ下がる。
4. 物が二重に見える。
5. 額にできるしわに左右差がある。
解答(クリック)
正答:3、5
解説:
1. 解答:眼瞼が下垂する。(→不正解)眼瞼下垂は、動眼神経麻痺や重症筋無力症などでみられる症状です。
2. 解答:顔面の知覚が鈍い。(→不正解)顔面神経は、顔面の表情筋の運動を支配しており、知覚には関与しません。顔面の知覚は、三叉神経が支配しています。
3. 解答:口角が垂れ下がる。(→正解)末梢性顔面神経麻痺では、顔面の表情筋が麻痺するため、口角が垂れ下がります。
4. 解答:物が二重に見える。(→不正解)物が二重に見えるのは、外眼筋の麻痺による複視であり、動眼神経、滑車神経、外転神経などの障害でみられます。
5. 解答:額にできるしわに左右差がある。(→正解)末梢性顔面神経麻痺では、額の筋肉も麻痺するため、額にできるしわに左右差が生じます。
解説:
1. 解答:眼瞼が下垂する。(→不正解)眼瞼下垂は、動眼神経麻痺や重症筋無力症などでみられる症状です。
2. 解答:顔面の知覚が鈍い。(→不正解)顔面神経は、顔面の表情筋の運動を支配しており、知覚には関与しません。顔面の知覚は、三叉神経が支配しています。
3. 解答:口角が垂れ下がる。(→正解)末梢性顔面神経麻痺では、顔面の表情筋が麻痺するため、口角が垂れ下がります。
4. 解答:物が二重に見える。(→不正解)物が二重に見えるのは、外眼筋の麻痺による複視であり、動眼神経、滑車神経、外転神経などの障害でみられます。
5. 解答:額にできるしわに左右差がある。(→正解)末梢性顔面神経麻痺では、額の筋肉も麻痺するため、額にできるしわに左右差が生じます。