
問題69
出生直後の新生児の計測方法で正しいのはどれか。
1. 身長は側臥位で計測する。
2. 体重はオムツをつけて計測する。
3. 頭囲は後頭結節とオトガイの周囲を計測する。
4. 胸囲は肩甲骨直下と左右の乳頭を通る周囲を計測する。
解答(クリック)
正答:4
解説:
1. 解答:身長は側臥位で計測する。(→不正解)新生児の身長は 仰臥位(あおむけ) で計測するのが正しい方法です。新生児体重計に付属している計測板や専用の計測シートを用い、 頭頂部を固定しながら足を伸ばして 測ります。側臥位(横向き)では正確な測定が難しくなるため、不適切です。
2. 解答:体重はオムツをつけて計測する。(→不正解)新生児の体重は 裸で計測する のが原則です。オムツをつけたままだと、その重さが加算され、正確な体重を測定できません。病院では通常、オムツや衣類を脱がせてから、専用の体重計で測定します。
3. 解答:頭囲は後頭結節とオトガイの周囲を計測する。(→不正解)頭囲の測定は、 後頭結節(最も突出した後頭部)と眉の上(前頭結節)を通る位置で計測します。オトガイ(あごの部分)を通ると測定位置がずれてしまい、正確な数値が得られません。
4. 解答:胸囲は肩甲骨直下と左右の乳頭を通る周囲を計測する。(→正解)胸囲の測定位置は 肩甲骨のすぐ下と、左右の乳頭を通る位置 で行います。
胸囲は、頭囲とともに発育の指標として重要であり、正確に測る必要があります。
解説:
1. 解答:身長は側臥位で計測する。(→不正解)新生児の身長は 仰臥位(あおむけ) で計測するのが正しい方法です。新生児体重計に付属している計測板や専用の計測シートを用い、 頭頂部を固定しながら足を伸ばして 測ります。側臥位(横向き)では正確な測定が難しくなるため、不適切です。
2. 解答:体重はオムツをつけて計測する。(→不正解)新生児の体重は 裸で計測する のが原則です。オムツをつけたままだと、その重さが加算され、正確な体重を測定できません。病院では通常、オムツや衣類を脱がせてから、専用の体重計で測定します。
3. 解答:頭囲は後頭結節とオトガイの周囲を計測する。(→不正解)頭囲の測定は、 後頭結節(最も突出した後頭部)と眉の上(前頭結節)を通る位置で計測します。オトガイ(あごの部分)を通ると測定位置がずれてしまい、正確な数値が得られません。
4. 解答:胸囲は肩甲骨直下と左右の乳頭を通る周囲を計測する。(→正解)胸囲の測定位置は 肩甲骨のすぐ下と、左右の乳頭を通る位置 で行います。
胸囲は、頭囲とともに発育の指標として重要であり、正確に測る必要があります。