
問題35
入院中のAさんは昨晩、体温が38.8°Cであったため解熱剤の坐薬を使用した。
今朝の検温では37.0°Cであった。 Aさんが「ずっとお風呂に入っていないから背中がかゆい」と話したため、看護師が確認すると背部に発汗がみられた。
客観的情報の記録で適切なのはどれか。
1. 背中がかゆい。
2. 背部に発汗がある。
3. 坐薬の効果があった。
4. 全身清拭を実施する。
解答(クリック)
正答:2
解説:
1. 解答:背中がかゆい。(→不正解)「背中がかゆい」という情報は、Aさんの主観的な訴えであり、客観的情報ではありません。
2. 解答:背部に発汗がある。(→正解)「背部に発汗がある」という情報は、看護師が観察した客観的な事実であり、記録として適切です。
3. 解答:坐薬の効果があった。(→不正解)「坐薬の効果があった」という判断は、看護師の解釈であり、客観的情報ではありません。客観的情報としては、体温の変化(38.8°Cから37.0°Cへ低下)を記録します。
4. 解答:全身清拭を実施する。(→不正解)「全身清拭を実施する」という情報は、看護師の行ったケアの内容であり、客観的情報ではありません。
解説:
1. 解答:背中がかゆい。(→不正解)「背中がかゆい」という情報は、Aさんの主観的な訴えであり、客観的情報ではありません。
2. 解答:背部に発汗がある。(→正解)「背部に発汗がある」という情報は、看護師が観察した客観的な事実であり、記録として適切です。
3. 解答:坐薬の効果があった。(→不正解)「坐薬の効果があった」という判断は、看護師の解釈であり、客観的情報ではありません。客観的情報としては、体温の変化(38.8°Cから37.0°Cへ低下)を記録します。
4. 解答:全身清拭を実施する。(→不正解)「全身清拭を実施する」という情報は、看護師の行ったケアの内容であり、客観的情報ではありません。