
<領域: 介護> 生活支援技術
問題101
次の記述のうち、介護の現場で行うベッドメイキングとして、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 居室の窓は, 閉めて行う。
2 キャスターのあるベッドは,ストッパーを外す。
3 シーツの中心線を, マットレスの端に合わせる。
4 シーツをマットレスの下に入れるときは、 手掌を下にする。
5 シーツ交換は, 両膝を伸ばしたままで行う。
解説:ベッドメイキングは、清潔で快適な環境を整え、利用者の安全と安楽を確保する ために行います。各解答の解説は以下となります。
解答1:「居室の窓は、閉めて行う。」 → × 不適切
ベッドメイキングでは、ホコリや汚れが舞い上がる 可能性があるため、換気をしながら行う のが望ましいです。そのため、窓を開けて空気を入れ替えながら行うのが適切です。
解答2:「キャスターのあるベッドは、ストッパーを外す。」 → × 不適切
ストッパーを外すと、ベッドが動いて作業中に事故が発生するリスク があります。ベッドメイキング中はストッパーをかけて固定する ことが重要です。
解答3:「シーツの中心線を、マットレスの端に合わせる。」 → × 不適切
シーツは マットレスの中央に均等に広げる のが基本です。片方の端に寄せてしまうと、片側が引っ張られたり、反対側が足りなくなったりするため、適切ではありません。
解答4:「シーツをマットレスの下に入れるときは、手掌を下にする。」 → 〇 適切
シーツをマットレスの下に入れる際は、手掌(手のひら)を下に向けると、スムーズに押し込める ため、正しい方法です。手のひらを上にすると、力が入りにくく作業しにくくなります。
解答5:「シーツ交換は、両膝を伸ばしたままで行う。」 → × 不適切
膝を伸ばしたまま作業すると、腰に負担がかかり、腰痛の原因 になります。適切な姿勢を保つためには、膝を軽く曲げて、腰を落とした姿勢で作業 することが重要です。
以上の理由から、正解は「4」 と言えます。
・過去問&解説集はこちら(試験対策用)
・本年度の介護福祉士試験の解答速報予約開始!
・介護職の高収入転職♪新着求人を受け取る