
<領域: 介護> 介護の基本
問題72
介護保険施設における防災対策に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 介護福祉士は,災害派遣福祉チームで活動することが義務づけられている。
2 介護福祉士は, 防災スキル向上のために, 防災士の資格取得が義務づけられている。
3 災害対策基本法に基づき, 個別避難計画の作成が施設長に義務づけられている。
4 一般的に, 飲料水と非常食は1日分の備蓄が義務づけられている。
5 災害時等に備えて, 業務継続計画(BCP: Business Continuity Plan) の策定が義務づけられている。
解答(クリック)
正答:5
解説:正解は5。2021年の介護報酬改定により、災害時に備えて、介護施設における事業継続計画(BCP)の策定が義務づけられました。2024年4月1日までに全ての介護事業者はBCPを策定しなければなりません。各解答の解説は以下になります。
解説:正解は5。2021年の介護報酬改定により、災害時に備えて、介護施設における事業継続計画(BCP)の策定が義務づけられました。2024年4月1日までに全ての介護事業者はBCPを策定しなければなりません。各解答の解説は以下になります。
解答1:介護福祉士の災害派遣福祉チームでの活動は義務づけられていません。
解答2:介護福祉士に防災士の資格取得は義務づけられていません。
解答3:個別避難計画の作成は市町村に努力義務化されていますが、施設長に義務づけられているわけではありません3。
解答4:一般的に1日分の備蓄では不十分であり、より長期間の備蓄が推奨されます。
BCPの策定は、介護施設が災害時にも重要な業務を継続できるようにするための重要な取り組みです。これにより、自然災害や感染症などの緊急事態においても、介護サービスの提供を継続することができます
・過去問&解説集はこちら(試験対策用)
・本年度の介護福祉士試験の解答速報予約開始!
・介護職の高収入転職♪新着求人を受け取る