
<領域: 介護> 介護の基本
問題65
社会福祉士及び介護福祉士法に関する次の記述のうち, 適切なものを1つ選びなさい。
1 資質向上のために, 5年に1回, 資格更新研修を受けなければならない。
2 社会福祉士の業務を介護福祉士が行うことは禁じられている。
3 介護福祉士の信用を傷つける行為をしてはならない。
4 介護福祉士は, その業を辞した後は秘密保持義務が解除される。
5 介護福祉士国家試験に合格した日から, 介護福祉士を名乗ることができる。
解説:各解答の解説は以下になります。
解答1:資質向上のために、5年に1回、資格更新研修を受けなければならない。 → ✕
「社会福祉士及び介護福祉士法」では、介護福祉士・社会福祉士に資格更新制度はない。
ただし、資質向上のために研修を受けることは推奨されている。
解答2:社会福祉士の業務を介護福祉士が行うことは禁じられている。 → ✕
介護福祉士と社会福祉士はそれぞれ異なる資格であり、業務の内容も異なるが、「介護福祉士が社会福祉士の業務を行うことが法律で禁じられているわけではない」。
ただし、専門的な相談援助業務などは適切な資格を持つ人が行うべきとされる。
解答3:介護福祉士の信用を傷つける行為をしてはならない。 → 〇(正解)
「社会福祉士及び介護福祉士法」第44条において、「介護福祉士は、その信用を傷つけるような行為をしてはならない」と規定されている。
解答4:介護福祉士は、その業を辞した後は秘密保持義務が解除される。 → ✕
「社会福祉士及び介護福祉士法」第46条により、介護福祉士は業務上知り得た秘密を、業務を辞めた後も漏らしてはならないとされている。
秘密保持義務は、生涯にわたって課される。
解答5:介護福祉士国家試験に合格した日から、介護福祉士を名乗ることができる。 → ✕
介護福祉士は、国家試験に合格しただけでは名乗ることはできない。
「介護福祉士登録」を行い、正式に登録された後に初めて「介護福祉士」として名乗ることができる(「社会福祉士及び介護福祉士法」第42条)。
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