第37回介護福祉士国家試験【問題56】

<領域:こころとからだのしくみ>障害の理解

問題56
Bさん (24歳 男性) は, 母親と二人暮らしで, 小学生のときに注意欠陥多動性障害と疑われていた。 Bさんは、最近になって昼夜を問わずゲームを続け, 朝起きられずにアルバイトを無断で休むことが増えた。 次のうち、Bさんの母親が相談する機関として, 最も適切なものを1つ選びなさい。

1 ハローワーク (公共職業安定所)
2 難病情報センター
3 認知症カフェ
4 放課後等デイサービス
5 発達障害者支援センター

解答(クリック)
正答:5
解説:Bさんは 小学生のときに注意欠陥多動性障害(ADHD)の疑いがあった という背景があり、現在 昼夜逆転し、アルバイトを無断欠勤するなどの生活の乱れがみられる。

ADHDは成長とともに症状が変化し、成人期には「不注意」や「衝動的な行動」が目立つ場合がある。また、ゲームへの過度な依存や生活リズムの崩れもADHDに関連することがある。

発達障害者支援センター は、ADHD、自閉スペクトラム症(ASD)、学習障害(LD)などの発達障害に関する相談や支援を提供する専門機関 であり、Bさんの母親が相談する機関として最も適切。

したがって、正解は 「5 発達障害者支援センター」 となります

各解答の解説は以下になります。

解答1:ハローワーク(公共職業安定所)
→ 誤り。
就職や職業訓練の支援を行う機関であり、発達障害の専門的な相談窓口ではない。
Bさんの現状では、まず発達障害の特性や生活リズムの改善に関する支援を受ける方が優先。

解答2:難病情報センター
→ 誤り。
難病に関する情報提供や支援を行う機関であり、発達障害とは関連がない。

解答3:認知症カフェ
→ 誤り。
認知症の人やその家族のための交流の場であり、Bさんの状況とは無関係。

解答4:放課後等デイサービス
→ 誤り。
主に障害のある児童(小学生〜高校生)を対象にした支援施設であり、Bさん(24歳)は対象外。

解答5:発達障害者支援センター
→ 正しい。(解説済み)

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