第37回介護福祉士国家試験【問題35】

<領域:こころとからだのしくみ>発達と老化の理解

問題35
次の記述のうち, 加齢に伴う感覚機能の変化として, 最も適切なものを1つ選びなさい。

1 皮膚感覚が敏感になる。
2 高音域の聴力が高まる。
3 暗順応の時間が延長する。
4 味覚が敏感になる。
5 嗅覚が敏感になる。

解答(クリック)
正答:3
解説:加齢に伴う感覚機能の変化 には、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・皮膚感覚の低下が含まれます。

各解答の解説は以下になります。

解答1:「皮膚感覚が敏感になる。」
→ 誤り。 加齢に伴い、皮膚の感覚(触覚・温度感覚・痛覚)は鈍くなる傾向があります。特に触覚や温度感覚の低下は、やけどや低温障害のリスクを高める要因になります。

解答1:「高音域の聴力が高まる。」
→ 誤り。 加齢により高音域の聴力が低下(加齢性難聴)します。特に4,000Hz以上の高音から聞こえにくくなり、会話の中の「サ行」や「タ行」などの子音が聞き取りにくくなることがあります。

解答1:「暗順応の時間が延長する。」
→ 正しい。 暗順応とは、明るい場所から暗い場所に移ったときに目が慣れる過程のことです。加齢に伴い、暗順応に必要な時間が長くなるため、夜間の視力が低下し、暗い場所での適応が遅くなります。これは、瞳孔の調節機能の低下や網膜の光受容細胞の働きの衰えによるものです。

解答1:「味覚が敏感になる。」
→ 誤り。 加齢により味覚は鈍くなる傾向があります。特に、塩味や甘味の感覚が低下し、濃い味付けを好むようになることが多いです。

解答1:「嗅覚が敏感になる。」
→ 誤り。 嗅覚も加齢とともに低下します。特に80歳以上では嗅覚の衰えが顕著になり、食べ物の匂いやガス漏れなどの危険を察知しにくくなることがあります。

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