
<領域:こころとからだのしくみ>こころとからだのしくみ
問題29/strong>
次のうち、呼吸中枢がある部位として,正しいものを1つ選びなさい。
1 大脳
2 中脳
3 小脳
4 延髄
5 脊髄
解答(クリック)
正答:4
解説:呼吸中枢は、自律的に呼吸を調節するための神経中枢で、延髄(えんずい)にあります。
解説:呼吸中枢は、自律的に呼吸を調節するための神経中枢で、延髄(えんずい)にあります。
◆延髄の主な役割
・呼吸の調節(呼吸中枢)
・心拍や血圧の調節(循環中枢)
・嚥下や嘔吐の反射
◆呼吸中枢の働き
・吸息(息を吸う)と呼息(息を吐く)のリズムを制御する。
・血液中の二酸化炭素(CO₂)濃度を感知し、呼吸の深さや速さを調整する。
・酸素が不足すると、呼吸の回数や強さを増やすように指令を出す。
各解答の解説は以下となります。
解答1:大脳(誤り)
大脳は思考、記憶、感覚、運動の調節を担う。
呼吸を「意識的に」コントロールすることはできるが、自律的な調節は行わない。
解答2:中脳(誤り)
中脳は視覚・聴覚の反射や運動調節を担当する。
呼吸中枢は含まれない。
解答3:小脳(誤り)
小脳は運動の調整やバランスの維持を担当する。
呼吸のリズム調節には関与しない。
解答4:延髄(正しい)
呼吸中枢が存在し、呼吸の自律的な調節を担う。
呼吸だけでなく、血圧や心拍の調節にも関わるため、生命維持にとても重要な部位。
解答5:脊髄(誤り)
脊髄は手足の運動や感覚の伝達を担う。
延髄の指令を受けて呼吸筋を動かす役割はあるが、呼吸中枢そのものはない。
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