
<領域:こころとからだのしくみ>こころとからだのしくみ
問題27/strong>
次の記述のうち, レム睡眠に関するものとして、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 記憶を整理し, 定着させる。
2 脳を休息させる。
3 入眠初期に出現する。
4 成長ホルモンの分泌を促す。
5 深い眠りの状態である。
解答(クリック)
正答:1
解説:レム睡眠(Rapid Eye Movement Sleep)は、睡眠の中でも「浅い眠り」の状態であり、脳が活発に活動しているのが特徴です。レム睡眠中には、記憶の整理や定着が行われるとされており、特に学習や経験したことを長期記憶として固定する重要な役割を持っています。そのため、レム睡眠を十分に取ることは、記憶力や学習能力の向上につながります。
解説:レム睡眠(Rapid Eye Movement Sleep)は、睡眠の中でも「浅い眠り」の状態であり、脳が活発に活動しているのが特徴です。レム睡眠中には、記憶の整理や定着が行われるとされており、特に学習や経験したことを長期記憶として固定する重要な役割を持っています。そのため、レム睡眠を十分に取ることは、記憶力や学習能力の向上につながります。
各解答の解説は以下となります。
解答1:各選択肢の検討
記憶を整理し、定着させる。(正しい)
レム睡眠は、脳が活発に働く状態で、記憶の整理や定着に関与する。
特に、前日に学習した内容を脳に定着させると考えられている。
夢を見ることが多いのもレム睡眠中である。
解答2:脳を休息させる。(誤り)
脳の休息は、主にノンレム睡眠(特に深い眠りの段階)で行われる。
レム睡眠はむしろ脳が活動している状態であり、休息とは言えない。
解答3:入眠初期に出現する。(誤り)
睡眠は「ノンレム睡眠」から始まり、レム睡眠は睡眠周期の後半に出現する。
入眠直後は主に深いノンレム睡眠で、レム睡眠は約90分後に最初に現れる。
解答4:成長ホルモンの分泌を促す。(誤り)
成長ホルモンはノンレム睡眠(特に深い睡眠)中に多く分泌される。
成長ホルモンは、身体の成長や細胞修復に関与し、特に成長期の子どもに重要。
解答5:深い眠りの状態である。(誤り)
レム睡眠は浅い眠りであり、脳波を見ると覚醒時に近い活動がみられる。
「深い眠り」=ノンレム睡眠の徐波睡眠(ステージ3・4)である。
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