第37回介護福祉士国家試験【問題13】

<領域:人間と社会>社会の理解

問題13
介護保険制度に関する記述として,正しいものを1つ選びなさい。

1 第1号被保険者の保険料は、都道府県が徴収する。
2 第1号被保険者の保険料は、全国一律である。
3 第2号被保険者の保険料は、年金保険の保険料と合わせて徴収される。
4 財源には,第1号被保険者の保険料と第2号被保険者の保険料が含まれる。
5 介護保険サービスの利用者負担割合は,一律 1割である。

解答(クリック)
正答:4
解説:介護保険制度は、高齢者が介護サービスを受けるための公的な保険制度であり、その財源や保険料の徴収方法は法律で定められています。各選択肢を検討し、正誤を確認します。

各解答の解説は次のようになります。

解答1:第1号被保険者の保険料は、都道府県が徴収する。 → 誤り
第1号被保険者(65歳以上)の保険料は、市町村(保険者)が徴収します。都道府県ではなく、市町村が主体であるため誤りです。

解答2:第1号被保険者の保険料は、全国一律である。 → 誤り
第1号被保険者の保険料は、市町村ごとに異なります。
介護保険の保険者は各市町村であり、地域の高齢者数やサービス提供状況によって保険料が変わるため、全国一律ではありません。

解答3:第2号被保険者の保険料は、年金保険の保険料と合わせて徴収される。 → 誤り
第2号被保険者(40〜64歳)は、医療保険に加入している人が対象であり、介護保険料は医療保険料と合わせて徴収されます。
「年金保険の保険料と合わせて」ではなく、「医療保険料と合わせて」が正しいため誤りです。

解答4:財源には、第1号被保険者の保険料と第2号被保険者の保険料が含まれる。 → 正しい
介護保険の財源は、「50%が公費(国・都道府県・市町村)」+「50%が保険料(第1号被保険者・第2号被保険者)」という構成になっています。
第1号被保険者の保険料と第2号被保険者の保険料が財源に含まれることは正しいです。

解答5:介護保険サービスの利用者負担割合は、一律1割である。 → 誤り
以前は原則1割負担でしたが、2015年の改正により、所得に応じて「1割・2割・3割」の負担割合が適用されるようになりました。そのため、「一律1割」というのは誤りです。

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